
画像元:オートバックス東神奈川
ドライブレコーダー(ドラレコ)は、
「付けた方がいい装備」として多くの人が存在を知っています。
しかし本当に怖いのは、
事故が起きた“あと”に初めて分かる不利な現実です。
この記事では、ドラレコがないことで
実際に起きやすいトラブルや不利益を整理します。
そもそも事故やトラブルにつながりやすい運転行為については、
→ 勘違いされやすい交通ルールまとめ
で詳しく解説しています。
「ドラレコがなくても大丈夫」と思ってしまう理由
事故は滅多に起きないという思い込み
多くの人にとって、事故は頻繁に経験するものではありません。
そのため、
- 「自分は大丈夫」
- 「今まで何もなかった」
という感覚が強くなり、ドラレコの必要性を後回しにしがちです。
目撃者がいれば何とかなると思っている
「周りに人がいれば証言してもらえる」と考える人も多いですが、
実際には目撃者がいない事故の方が圧倒的に多いのが現実です。
また、目撃者がいても、
- 記憶が曖昧
- 証言が食い違う
といったケースは珍しくありません。
ドラレコなしで事故が起きたときの現実
過失割合で不利になりやすい
事故後の話し合いで最も重要になるのが過失割合です。
ドラレコがない場合、状況を証明できず、
「水掛け論」になりやすくなります。
結果として、
- 相手の主張が通る
- 本来より不利な割合になる
といったケースが実際に起きています。
相手が嘘をついても証明できない
信号の色、スピード、進路変更の有無など、
事故原因で食い違いやすいポイントは多くあります。
ドラレコがなければ、
- 「言った・言わない」で終わる
- 事実と違う説明を否定できない
という現実に直面します。
事故の原因になる違反行為や、その結果発生する反則金・点数については、
→ 反則金・点数の仕組み解説
で詳しく整理しています。
実際によくある「ドラレコなしで困る場面」
もらい事故なのに責任を問われる
停車中や低速走行中の事故でも、
証拠がなければ「完全な被害者」とは認められないことがあります。
結果として、
- 過失ゼロにならない
- 修理費の一部を負担する
といった不満が残りやすくなります。
当て逃げ・逃走されて終わる
ドラレコがなければ、
- 相手のナンバーが分からない
- 車種・特徴が特定できない
というケースも多く、泣き寝入りになる可能性が高まります。
保険対応でも差が出るドラレコの有無
保険会社は「証拠」を重視する
保険会社は感情ではなく、
客観的な証拠をもとに判断します。
ドラレコ映像があれば、
- 示談交渉がスムーズ
- 過失割合が明確
になりやすく、解決までの時間も短縮されます。
保険があっても守られないことがある
過失割合次第では、
- 自己負担が発生
- 保険料の上昇
といった影響を受けることもあります。
長期化する交渉は精神的な負担にもなります。
ドラレコは「事故を防ぐ装備」ではない
ドラレコの本当の役割
ドラレコは事故を完全に防ぐ装備ではありません。
本当の役割は、
「事故後の立場を守るための証拠」
抑止効果はあくまで副次的なものです。
過信してはいけないポイント
ドラレコがあっても、
- 映らない角度
- 死角
- 設定ミス・メンテナンス不足
といった落とし穴があります。
「付けているから安心」と思い込みすぎないことも重要です。
事故や違反を減らすためには、装備だけでなく「車そのものの扱いやすさ」も重要です。
→ 事故・違反を減らす車選びの条件
高齢ドライバー・家族こそドラレコが重要な理由
記憶違い・説明不足を補える
事故時は誰でも動揺します。
ドラレコがあれば、
- 判断が遅れた場面の確認
- 状況説明の補助
として大きな助けになります。
「守るための装備」としての意味
ドラレコは「疑われないため」の装備でもあります。
無用なトラブルを避けるための保険として考えると分かりやすいでしょう。
まとめ|ドラレコは「安心」ではなく「保険」
事故後に困るかどうかは、運や性格の問題ではありません。
証拠があるかどうかで結果は大きく変わります。
「何も起きていない今」だからこそ、
ドラレコの役割を冷静に考えておくことが大切です。
事故やトラブルを防ぐためには、ルールの理解・車選び・装備の3つが重要です。
・勘違いされやすい交通ルールまとめ
・反則金と点数の仕組み
・事故を減らす車選びの条件


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