ここ数年で一気に加速したクルマの電動化。EV(電気自動車)はもちろん、ハイブリッドやプラグインハイブリッドまで選択肢が一気に増えて、「結局どれがどう違うの?」と迷う人も多いと思います。この記事では、車好きの私が、2025年時点での電動化トレンドをわかりやすく整理してまとめていきます。
《排気ガスがほとんど出ないから環境には良いようだが、静かすぎて気付かないんだよな》
電動化が加速する背景とは?今、自動車業界で何が起きているのか
結論からいうと、電動化がここまで加速している背景には、世界的な環境規制の強化と、メーカー側の生産戦略の転換があります。特に欧州や中国などでは厳しい排出ガス規制が導入され、従来のガソリン車だけでは基準をクリアしにくくなってきました。
その結果、各メーカーはCO2排出量を抑えるために、
- ハイブリッド車のラインアップ強化
- EV(電気自動車)の新モデル投入
- PHEV(プラグインハイブリッド)の拡充
といった形で、電動化モデルにシフトする流れを一気に強めています。
もうひとつのポイントが、「クルマの価値基準」が変わりつつあること。これまではパワーや排気量が注目されがちでしたが、最近は静粛性やスムーズさ、環境性能、スマホとの連携など、“電気ならでは”の快適性も評価されるようになっています。
こうした流れが重なった結果、電動化は一時的なブームではなく、「今後のスタンダード」へと変わりつつあると言えます。
EV・ハイブリッド・PHEVの違いをシンプルに整理
電動化と一言でいっても、実際にはいくつかの種類があります。「なんとなくは分かるけど、違いを説明してと言われると自信がない…」という人向けに、ポイントだけシンプルに整理してみます。
EV(電気自動車)
- バッテリーに蓄えた電気だけで走る完全電動モデル
- エンジンを積まないので、走行中はとても静かでスムーズ
- モーターのトルク特性で、アクセルを踏んだ瞬間からグッと加速する感覚が魅力
- 充電環境が整っていれば、燃料代(電気代)はガソリンより安くなるケースも多い
一方で、航続距離や急速充電器の数など、インフラ面がまだ発展途中という側面もあります。長距離をよく走る人は、このあたりが気になるポイントになりそうです。
ハイブリッド(HEV)
- エンジンとモーターを組み合わせて走る方式
- 低速域ではモーター、高速域ではエンジンがメインになるなど、状況に応じて賢く切り替え
- ガソリン車に比べて燃費がかなり良く、街乗り〜通勤まで幅広く使いやすい
- 外部充電は不要で、普段どおりガソリンを入れるだけでOK
電動車の中ではもっとも“普通のクルマ感覚”で扱えるのがハイブリッド。初めて電動系に乗る人には、一番ハードルが低い選択肢かもしれません。
プラグインハイブリッド(PHEV)
- ハイブリッドに外部充電機能をプラスしたイメージ
- 自宅や充電スポットで充電すれば、短距離はほぼEVとして走行可能
- バッテリーが減ってもエンジンで走れるので、長距離ドライブの不安が少ない
- そのぶん車両価格は高めになりやすい
日常はほぼ電気だけ、週末はガソリンも使って長距離、というように「いいとこ取り」できるのが魅力です。毎日の通勤距離が短めの人にとっては、相性の良いパワートレーンと言えます。
《そういえばうちの会社の社長もベンツのEV買ってた。車だけは未来感ハンパないww》
2025〜2026年の電動化トレンドはどう動く?今後の注目ポイント
では、これからの数年で電動化はどう進んでいくのか。2025〜2026年ごろまでのトレンドとして、特に注目したいポイントを3つに絞って紹介します。
① EVの価格が徐々に“現実的な水準”へ
現時点では、EVは同クラスのガソリン車よりも価格が高めですが、バッテリーの量産効果や技術進化によって、今後数年で価格帯が徐々にこなれてくると見られています。
また、新興EVメーカーと伝統的な自動車メーカーとの競争が激しくなることで、「装備内容に対しての価格」がよりシビアに見られるようになり、市場全体としても価格の最適化が進んでいく可能性があります。
② 全固体電池の実用化フェーズへ
次世代バッテリーとして注目されているのが「全固体電池」です。まだ一般的な市販車に広く搭載される段階ではありませんが、
- 航続距離の向上
- 充電時間の短縮
- 安全性の向上(発火リスクの低減など)
といった面で大きな可能性を持っています。2025〜2026年にかけては、実証車や限定的なモデルでの採用がニュースになることが増えそうです。
③ 充電インフラが本格的に整備される流れ
EV普及のカギを握るのが、やはり「充電インフラ」。高速道路のサービスエリアや道の駅、ショッピングモールなどを中心に急速充電器の整備が進められており、都市部では普通充電設備の導入も増えてきています。
これが進んでくると、「充電できる場所を探すストレス」が少しずつ減っていき、EVの日常使いがぐっと現実的になっていきます。
電動化の流れは、一時的なトレンドではなく、自動車業界全体の大きな転換点です。数年後、「ガソリン車が少数派」という世界も決して夢物語ではないかもしれません。
まとめ:電動化トレンドをおさえて、これからのクルマ選びに活かそう
電動化とEVの最新トレンドを整理してみると、背景には環境規制の強化やメーカーの戦略転換があり、EV・ハイブリッド・PHEVそれぞれにハッキリした特徴と役割があることが分かります。
2025〜2026年にかけては、EVの価格が現実的な水準に近づき、次世代バッテリーや充電インフラの整備が進むことで、ユーザーにとっての選択肢はさらに広がっていきそうです。
これからクルマを選ぶときは、「ガソリンかEVか」という二択ではなく、自分のライフスタイルや使い方に合った電動化レベルを選ぶ時代になっていくはず。ぜひ今回の内容をヒントに、少し先のクルマの未来をイメージしながら、次の一台を考えてみてください。
電動化は進歩なんだろうけど、万人向きではない気がする。


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