【2026年】レクサスIS300hは何が変わった?価格・改良点・TRDパーツを解説

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レクサスは2026年1月8日、「IS300h」の改良モデルを発売しました。

今回の改良では、外観をスポーティーに変更しただけではありません。

ハンドル操作に対する反応や乗り心地を見直したほか、内装、ディスプレイ、安全運転支援機能も刷新されています。

ブラックを基調とした特別仕様車「F SPORT Mode Black Ⅴ」も設定されました。

2026年8月時点のグレードとメーカー希望小売価格は、次のとおりです。

グレード駆動方式価格
IS300h2WD・FR580万円
IS300h version L2WD・FR610万円
IS300h F SPORT2WD・FR635万円
IS300h F SPORT Mode Black Ⅴ2WD・FR675万円

※価格は消費税込みです。北海道地区は価格が異なります。登録費用、保険料、リサイクル料金、メーカーオプション、ディーラーオプションなどは含まれていません。

さらに、F SPORTとF SPORT Mode Black Ⅴには、TRDが取り扱う「F SPORT PARTS」を追加できます。

ただし、F SPORT Mode Black ⅤとTRDパーツは同じものではありません。

・F SPORT Mode Black Ⅴ:レクサスが設定した完成車の特別仕様車
・F SPORT PARTS:購入時または購入後に追加するカスタマイズ部品

この違いを理解せずに検討すると、車両本体価格だけで購入予算を判断してしまう可能性があります。

この記事では、2026年モデルのレクサスIS300hについて、従来モデルから変わった点、グレードごとの価格、F SPORT Mode Black Ⅴの装備、TRD「F SPORT PARTS」の内容と注意点を解説します。

2026年モデルのレクサスIS300hは何が変わった?

2026年モデルでは、外観だけでなく、ハンドル操作に対する反応、乗り心地、内装、安全運転支援機能などが見直されました。

主な変更点は次のとおりです。

項目主な変更内容
ステアリング新しい電動パワーステアリングを採用
サスペンション路面状況に合わせて減衰力を制御するAVSを採用
外観フロントフェイス、ホイール、リアスポイラーなどを変更
内装インストルメントパネル、メーター、ディスプレイなどを刷新
安全装備Lexus Safety System+の機能を拡充
特別仕様車F SPORT Mode Black Ⅴを設定

エンジンを含む基本構成は、2.5Lハイブリッドシステムを搭載した後輪駆動です。

全面的に車体を作り直したフルモデルチェンジではなく、従来のIS300hをベースに走行性能や装備を改良したモデルと考えると分かりやすいでしょう。

ハンドル操作に対する反応を改善

2026年モデルでは、ラック平行式の電動パワーステアリングと、ステアリングの操作量に応じてタイヤの切れ方を変える仕組みが採用されました。

交差点やカーブでは、従来より少ないハンドル操作で曲がりやすくする一方、直進時には安定した走りを目指しています。

単純にハンドルを軽くしたのではなく、街中での取り回しと高速道路での安定性を両立させるための変更です。

乗り心地と安定性を見直した

サスペンションには、リニアソレノイド式のAVSが採用されました。

AVSは、走行状況に合わせてショックアブソーバーの硬さを自動で調整する装置です。

カーブを走行するときの車体の安定性を保ちながら、路面の段差を通過したときに伝わる衝撃を抑えることを目的としています。

スポーツ走行だけではなく、通勤や買い物、長距離移動などでの快適性にも関係する改良です。

フロントフェイスとボディサイズを変更

外観では、低く幅広く見えるフロントフェイスへ変更されました。

ボディサイズは次のとおりです。

項目2026年モデル
全長4,720mm
全幅1,840mm
全高1,435mm
ホイールベース2,800mm

従来モデルと比べて全長は10mm長くなりましたが、全幅、全高、ホイールベースは変わっていません。

F SPORTには、新しい19インチ軽量アルミホイールやリアスポイラーが採用されています。

ボディカラーには、新色の「ニュートリノグレー」を含む全8色が用意されました。

内装とディスプレイを刷新

内装では、インストルメントパネル、センターコンソール、メーター、フロントドアトリムなどのデザインが変更されました。

全グレードに、次の装備が採用されています。

・12.3インチタッチディスプレイ
・12.3インチフル液晶メーター

センターコンソールなどには、竹材の質感を生かした「フォージドバンブー」が採用されました。

F SPORTでは、鮮やかな赤を基調とした内装色「プロミネンス」を選択できます。

安全運転支援機能を拡充

予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」も機能が拡充されました。

さらに、高速道路などで渋滞しているときの運転操作を支援する「アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)」が採用されています。

これは一定の条件下で運転操作を支援する機能であり、自動運転ではありません。

使用するときは周囲の状況を確認し、取扱説明書に記載された作動条件や注意事項を守る必要があります。

F SPORT Mode Black Ⅴは通常のF SPORTと何が違う?

「F SPORT Mode Black Ⅴ」は、IS300h F SPORTをベースにした特別仕様車です。

エンジンやハイブリッドシステムの出力を高めたモデルではありません。

ブラックを基調としたホイールや内装を採用し、通常のF SPORTよりも引き締まった外観と特別感を持たせています。

主な違いは次のとおりです。

比較項目F SPORTF SPORT Mode Black Ⅴ
車両価格635万円675万円
ホイール19インチアルミホイールブラック塗装のBBS製19インチ鍛造ホイール
シート表皮専用スポーツシートウルトラスエードを使用した専用シート
内装F SPORT専用内装ブラックを基調とした専用内装
車の基本性能2.5Lハイブリッド・後輪駆動2.5Lハイブリッド・後輪駆動

※価格は消費税込みです。オプション、登録費用、保険料などは含まれていません。

BBS製の鍛造ホイールを標準装備

外観で分かりやすい違いは、ブラック塗装されたBBS製の19インチ鍛造ホイールです。

鍛造ホイールは、金属へ強い力を加えて成形する方法で作られています。

一般的には、必要な強度を保ちながら軽量化しやすいことが特徴です。

Mode Black Ⅴでは、ホイールの性能だけでなく、黒を基調とした足元によって落ち着いたスポーティーさを演出しています。

レッド塗装のブレーキキャリパーはメーカーオプションです。すべての車両に標準装備されるわけではありません。

ウルトラスエードを使った専用内装

内装には、起毛した手触りが特徴のウルトラスエードが使用されています。

採用される主な部分は次のとおりです。

・シート
・センターコンソール
・ドアトリム

車内もブラックを基調としており、通常のF SPORTより統一感のある仕上がりです。

ただし、ウルトラスエードは汚れや擦れが目立つ場合があります。

中古車として購入するときは、運転席の座面や背もたれ、乗り降りの際に触れやすい部分の状態を確認しましょう。

40万円の価格差をどう考える?

F SPORT Mode Black Ⅴは、通常のF SPORTより40万円高く設定されています。

この価格差に含まれるのは、単なる黒い装飾だけではありません。

BBS製鍛造ホイールや専用シート、内装の仕上げなどを含めた完成車として販売されています。

次のような人には、Mode Black Ⅴが候補になります。

・ブラックを基調とした外観が好み
・BBS製鍛造ホイールを装着したい
・購入後にカスタムする手間を減らしたい
・特別仕様車ならではの内装を重視したい

一方、外観や内装へのこだわりが強くなければ、通常のF SPORTでも基本的な走行性能は変わりません。

装備の違いに40万円の価値を感じるかどうかが、選択のポイントです。

19インチタイヤには注意点がある

F SPORTとF SPORT Mode Black Ⅴに設定される一部の19インチホイールは、タイヤチェーンを装着できません。

雪道を走る可能性がある場合は、納車前に販売店へ次の点を確認しておきましょう。

・装着できるスタッドレスタイヤのサイズ
・使用できる冬用ホイール
・タイヤチェーン以外の滑り止め用品が使用できるか

積雪地域で使用する人は、見た目や価格だけでなく、冬季の使い方まで含めて検討する必要があります。

TRDパーツを装着するメリットと注意点

TRDパーツは、IS300hの外観や排気音を自分好みに変えたい人に向いています。

一方で、部品代だけでは判断できない費用や、普段の使い勝手に関わる注意点もあります。

車全体に統一感を出しやすい

TRDのF SPORT PARTSは、ISのボディ形状に合わせて設計されています。

フロント、側面、後方の部品をそろえることで、車全体に統一感を出しやすいことがメリットです。

購入後に複数メーカーの部品を探す手間を減らせるため、納車時から完成された外観にしたい人にも選びやすいでしょう。

ただし、TRDパーツはレクサス純正用品ではありません。

商品の保証条件や修理時の対応については、購入前に販売店へ確認してください。

支払総額が大きくなりやすい

F SPORT Mode Black Ⅴへ塗装済みのエアロダイナミクスパッケージを追加すると、部品代だけで次の金額になります。

内容価格
F SPORT Mode Black Ⅴ675万円
エアロダイナミクスパッケージ53万3,500円
合計728万3,500円

この金額には、エアロパーツの取付工賃や登録費用、保険料、その他のオプションなどは含まれていません。

さらに20インチ鍛造ホイールを追加すると、ホイール代だけで61万6,000円が加算されます。

車両のグレードを決める前に、希望するパーツを含めた支払総額を確認しましょう。

段差や傾斜で接触しやすくなる

エアロパーツを装着すると、車体の下側が標準状態より低くなります。

普段利用する場所によっては、見た目より使い勝手を優先したほうがよい場合もあります。

特に確認したい場所は次のとおりです。

・自宅や勤務先の駐車場
・商業施設の立体駐車場
・歩道をまたいで入る駐車場
・傾斜のきつい出入口
・高さのある車止め

部品を接触させると、傷だけでなく、割れや変形が発生する可能性があります。

タイヤ交換費用も確認する

20インチホイールを選ぶ場合は、タイヤ交換時の費用にも注意が必要です。

前輪と後輪でタイヤサイズが異なるため、一般的な同一サイズの4本セットより選択肢が限られる場合があります。

前後のタイヤを入れ替えて摩耗を均等にする一般的なローテーションもできません。

タイヤ代に加えて、交換工賃、廃タイヤ処分料、空気圧センサーに関する作業費も確認しておくと安心です。

売却時にパーツ代がそのまま戻るとは限らない

TRDパーツやBBS製ホイールは、中古車の査定で評価される可能性があります。

ただし、購入時に支払った部品代や取付費用が、そのまま査定額へ加算されるわけではありません。

評価は次の条件によって変わります。

・パーツの傷や割れ
・ホイールの傷や変形
・タイヤの残り溝
・車両全体の状態
・売却時の中古車需要
・査定する販売店や買取店

リセールだけを理由に高額なパーツを追加するのではなく、自分が所有している間に満足できるかを基準に選びましょう。

取り外した純正部品がある場合は、売却時に必要となる可能性があるため、保管場所を確保しておく方法もあります。

F SPORTとMode Black Ⅴはどちらを選ぶ?

価格と装備のバランスを重視するなら、通常のF SPORTが候補です。

専用のブラック仕上げやBBS製鍛造ホイール、ウルトラスエード内装に魅力を感じるなら、Mode Black Ⅴを検討するとよいでしょう。

選び方の目安は次のとおりです。

F SPORTが向いている人

・車両価格を抑えたい
・基本的なスポーティー装備があれば十分
・ホイールやエアロを自分で選びたい
・特別仕様車の内装に強いこだわりがない

F SPORT Mode Black Ⅴが向いている人

・ブラックを基調とした外観が好み
・BBS製鍛造ホイールを装着したい
・ウルトラスエード内装を重視する
・購入時から完成された仕様を選びたい

基本的な動力性能は共通しています。

価格差だけで判断せず、ホイール、内装、普段の使用環境を実車で確認してから選ぶことが大切です。

まとめ|2026年モデルは走りと装備を幅広く改良

2026年モデルのレクサスIS300hは、外観だけを変更したモデルではありません。

主な改良点は次のとおりです。

・ハンドル操作に対する反応を改善
・乗り心地と走行安定性を見直し
・フロントフェイスやホイールを変更
・12.3インチディスプレイと液晶メーターを採用
・Lexus Safety System+の機能を拡充
・特別仕様車「F SPORT Mode Black Ⅴ」を設定

F SPORT Mode Black Ⅴは、通常のF SPORTより40万円高い675万円です。

BBS製鍛造ホイールやウルトラスエードを使用した専用内装などが採用されていますが、基本的な動力性能は通常のF SPORTと共通しています。

TRDのF SPORT PARTSを追加する場合は、さらに費用が必要です。

塗装済みのエアロダイナミクスパッケージは53万3,500円、20インチ鍛造ホイールは4本で61万6,000円ですが、取付工賃やタイヤ代などは別途必要になる場合があります。

購入前に確認したいポイントは次のとおりです。

・希望する装備を含めた支払総額
・エアロ装着後の段差や駐車場への対応
・タイヤ交換を含む維持費
・冬用タイヤや滑り止め用品の使用条件
・TRDパーツの保証内容

価格を抑えてスポーティーなISを選ぶならF SPORT、専用の外観と内装を重視するならF SPORT Mode Black Ⅴが候補になります。

TRDパーツはリセールだけで判断せず、日常での使いやすさと自分の好みに合うかを確認して選びましょう。

車両価格や装備、オプションの設定は変更される可能性があります。契約前には、レクサス公式サイトや販売店の見積もりで最新情報を確認してください。

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