三菱ミニキャブトラックは131万円から|価格・積載量・4WDの選び方

新型車ニュース

三菱自動車は2026年2月5日、軽トラック「ミニキャブ トラック」の新型モデルを発売しました。

メーカー希望小売価格は131万1,200円からですが、この価格で購入できるのは「M・2WD・5速MT」です。

4WDやオートマチック車を選ぶと価格が変わるため、「新車の軽トラが約131万円」とだけ考えて購入すると、見積もり時に予算との差が出る可能性があります。

購入前には、次の点を確認しましょう。

・2WDと4WDのどちらが必要か
・5速MTを運転できるか
・ぬかるみや傾斜地を走るか
・何をどのくらい積むのか
・通勤や長距離移動にも使うのか
・必要な荷台用品やオプションは何か

この記事では、現行ミニキャブ トラックの価格、積載性能、燃費、グレードの違いを整理し、使い方に合った選び方を分かりやすく解説します。

三菱ミニキャブトラックはどんな車?

ミニキャブ トラックは、乗車定員2名の軽商用トラックです。

農作業、建築関係、配達、資材運搬などの仕事だけでなく、DIY、キャンプ、釣り、家庭菜園などの用途にも利用できます。

現行モデルの主な仕様は次のとおりです。

・全長:3,395mm
・全幅:1,475mm
・全高:1,765mm
・乗車定員:2名
・最大積載量:350kg
・最小回転半径:3.6m
・トランスミッション:5速MTまたは4速AT
・駆動方式:2WDまたは4WD

車体は軽自動車規格に収まっており、狭い路地や農道などでも取り回しやすい大きさです。

なお、現行ミニキャブ トラックの製造事業者はスズキです。三菱ブランドで販売されていますが、スズキ・キャリイと基本部分を共有するOEM車になります。

131万1,200円で買えるグレードは?

ミニキャブ トラックの最廉価グレードは「M」です。

131万1,200円という価格は、Mの2WD・5速MTを選んだ場合のメーカー希望小売価格です。

車両本体価格には、一般的に次の費用が含まれていません。

・登録に関係する費用
・自動車保険料
・リサイクル料金
・納車に関係する費用
・フロアマットなどの用品代
・荷台マットや荷台カバーなどのオプション代

そのため、実際の支払総額は131万1,200円より高くなります。

また、4WDや4速ATを選ぶ場合も価格が上がります。見積もりを取るときは、車両本体価格だけでなく、必要な用品を含めた支払総額を確認しましょう。

ミニキャブトラックのグレードは3種類

現行モデルには、主に「M」「みのり」「G」の3グレードがあります。

M|価格を抑えたい人向け

Mは、基本性能を備えた標準グレードです。

2WDと4WD、5速MTと4速ATから、用途に合った組み合わせを選べます。

次のような人に向いています。

・舗装路での使用が中心
・購入価格を抑えたい
・必要な用品を後から追加したい
・荷物の運搬に必要な基本性能があればよい

ただし、最安価格は2WD・5速MTです。AT限定免許の人は4速ATを選ぶ必要があります。

みのり|農作業や悪路で使う人向け

みのりは4WD専用で、後ろのサスペンションを強化したグレードです。

5速MT車では、低い速度で力強く走れる副変速機やデフロックなどが設定されています。

次のような使い方に向いています。

・田畑や未舗装路を走る
・ぬかるみや傾斜地が多い
・重い荷物を積む機会が多い
・農作業で使いやすい装備を重視する

メーカー希望小売価格は149万9,300円からです。

ただし、デフロックや副変速機の設定は、トランスミッションによって異なります。必要な機能が付いているか、契約前に装備表を確認してください。

G|装備を充実させたい人向け

Gは、快適装備や外観を充実させた上位グレードです。

4WD・4速ATのみで、メーカー希望小売価格は167万7,500円です。

次のような人に向いています。

・仕事だけでなく日常でも使う
・AT車を希望している
・装備や見た目も重視したい
・夜間に荷物を積み降ろす機会がある

価格だけを優先するならMですが、使用頻度が高い場合は必要な装備を含めて比較したほうがよいでしょう。

荷台寸法と最大積載量

標準的なグレードの荷台内寸法は次のとおりです。

・荷台内側の長さ:1,940mm
・荷台内側の幅:1,410mm
・荷台の高さ:290mm
・荷台床面の地上高:650mm
・最大積載量:350kg

「みのり」は荷台幅や荷台高が一部異なります。

荷台には、荷物を固定するためのロープフックや、荷台へ上がりやすくするステップなどが設けられています。

ただし、荷台に載る大きさでも、350kgを超えて積むことはできません。

最大積載量は、荷台や車内に載せる荷物の合計で考えます。工具箱、荷台ボックス、常備する道具なども積載物に含まれる場合があるため、合計が350kgを超えないように注意してください。過積載はブレーキの効き方や車体の安定性にも影響します。

2WDと4WDはどちらを選ぶ?

舗装された道路を中心に走り、雪道やぬかるみへ入る機会が少ない場合は、2WDでも対応しやすいでしょう。

2WDには、次のメリットがあります。

・車両価格を抑えやすい
・4WDより車両重量が軽い
・構造が比較的シンプル
・舗装路中心なら必要十分な場合がある

一方、次のような環境では4WDが候補になります。

・農道や未舗装路を走る
・雪が積もる地域で使う
・ぬかるんだ場所へ入る
・坂道で荷物を運ぶ
・雨天時に滑りやすい現場を走る

ただし、4WDであっても滑らないわけではありません。タイヤの状態や積荷、路面状況に合わせて慎重に運転する必要があります。

5速MTと4速ATはどちらがよい?

5速MTのWLTCモード燃費は18.7km/L、4速ATは15.7km/Lです。

いずれも国土交通省の審査値であり、実際の燃費は荷物の重さ、道路状況、エアコンの使用、運転方法などによって変わります。

5速MTが向いている人

・MT車の運転に慣れている
・車両価格を抑えたい
・燃費を重視する
・農道や傾斜地で細かく速度を調整したい

4速ATが向いている人

・AT限定免許で運転する
・複数の人が交代で使う
・市街地で停止と発進が多い
・運転操作の負担を減らしたい

仕事で毎日使う場合は、価格差だけでなく、運転する人全員が扱いやすいかも考えましょう。

安全装備は最廉価グレードにも付く?

現行ミニキャブ トラックは、運転支援機能「三菱 e-Assist」を全車に標準装備しています。

また、LEDヘッドライト、運転席・助手席エアバッグ、車両の横滑りを抑える機能なども採用されています。

ただし、運転支援機能には作動条件や限界があります。

衝突被害軽減ブレーキなどが付いていても、事故を必ず防げるわけではありません。荷物を積んだ状態では停止距離が伸びる可能性もあるため、車間距離を十分に取りましょう。

セカンドカーとして購入する場合の注意点

軽トラックを趣味や家庭用のセカンドカーとして検討する人もいます。

荷室が分かれた乗用車とは違い、土、木材、濡れた道具などを積みやすい点は大きなメリットです。

一方、購入前には次の点を確認してください。

・乗車できるのは2名まで
・荷物は雨や盗難への対策が必要
・乗用車より乗り心地や静かさを優先した設計ではない
・後席や室内荷室がない
・荷台から長くはみ出す荷物には制限がある
・荷物の固定が必要
・高速道路や長距離移動では疲れやすい場合がある

キャンプ用品などを積む場合は、荷台シート、荷台ボックス、固定用ロープなどの費用も含めて考えましょう。

中古車販売の現場目線で確認したいこと

軽トラックは、年式や走行距離だけで状態を判断しにくい車です。

仕事で使用された車は、短い走行距離でも荷台や車体下部へ負担がかかっている場合があります。

中古車として購入するときは、次の点を確認しましょう。

・荷台の大きなへこみや腐食
・車体下部やフレームのさび
・クラッチのつながり方
・4WD切り替え機能の作動
・デフロックなどの作動
・泥や薬剤による汚れや腐食
・タイヤの摩耗やひび割れ
・整備記録の有無

一方、新車でも、必要な4WD機能や荷台用品を追加すると予算が上がります。

新車と中古車を比べるときは、車両価格だけでなく、購入後に必要な整備や用品まで含めた総額で判断しましょう。

まとめ|131万円で買える条件を確認して選ぼう

三菱ミニキャブ トラックの価格は131万1,200円からです。

ただし、この価格はM・2WD・5速MTの車両本体価格です。

購入前には、次の点を確認しましょう。

・2WDと4WDのどちらが必要か
・5速MTと4速ATのどちらを選ぶか
・最大積載量350kgで用途を満たせるか
・農道やぬかるみを走るか
・必要な荷台用品はいくらかかるか
・乗車定員2名で問題ないか

舗装路での運搬が中心なら、価格を抑えやすいM・2WDが候補になります。

農作業や悪路で使うなら、4WDのみの「みのり」を含めて比較するとよいでしょう。

車両本体価格だけで決めず、使う場所、積む荷物、運転する人に合ったグレードを選ぶことが大切です。

参考資料

・三菱自動車「ミニキャブ トラック」
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/minicab_truck/index.html

・三菱自動車「ミニキャブ トラック 積載性能」
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/minicab_truck/utility/uti_01.html

・三菱自動車「ミニキャブ トラック 主要諸元」
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/minicab_truck/spec/spe_02.html

※価格や装備は2026年8月時点の情報です。仕様や価格が変更される場合があるため、購入時は三菱自動車の公式サイトや販売店で最新情報を確認してください。

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