前回の記事では、新社会人が中古車選びで失敗する行動パターンを紹介しました。
では実際に――
手取り20万円前後で、車は本当に維持できるのでしょうか?
「月1万円くらいなら余裕」 そう思っている人ほど、数字を見ると驚きます。
今回は、税金・保険・ガソリン・車検まで含めて、 新社会人のリアルな年間維持費を出してみます。
前提条件:コンパクトカーを所有した場合
今回は、
- 100〜150万円クラスの中古コンパクトカー
- 年間走行距離 約1万km
- 20代前半・等級低めの任意保険
という一般的なケースで試算します。
年間維持費の内訳
① 自動車税:約30,000円
排気量1.0〜1.5Lクラスの場合の目安です。
② 任意保険:約120,000〜180,000円
20代前半は保険料が高くなりがち。 車種や補償内容によって差が出ますが、 年間15万円前後を想定しておくのが無難です。
③ ガソリン代:約100,000円
燃費15km/L・ガソリン170円/L想定。 通勤で使う人はもう少しかかる場合もあります。
④ 車検・整備費積立:約60,000円
2年ごとに10〜12万円前後かかると仮定し、 年間6万円を積み立てる計算です。
⑤ 駐車場代:0〜120,000円
地方なら無料〜月3,000円程度。 都市部では月1万円超も珍しくありません。
合計はいくら?
地方勤務(駐車場月3,000円)の場合 → 約320,000円/年 → 月約26,000円
都市部(駐車場月10,000円)の場合 → 約400,000円/年 → 月約33,000円
月3万円前後がリアルな目安です。
軽自動車なら安くなる?
軽の場合は、
- 税金が安い
- 保険料がやや抑えやすい
- 燃費も良い
年間で5〜8万円ほど下がるケースもあります。
ただし高速道路利用が多い人は、 快適性とのバランスも考える必要があります。
手取り20万円で持てる人・きつい人
実家暮らし
家賃負担がない場合、比較的余裕があります。
一人暮らし(家賃7万円以上)
固定費が高いと、車の月3万円はかなり重く感じます。
地方勤務
駐車場代が安い分、現実的。
都市部勤務
公共交通機関との比較も必要です。
無理せず持つための条件
- 車両価格を抑える
- 保険を比較する
- 駐車場代を確認してから購入する
- 月3万円を超えるなら慎重に
まとめ:買えるかどうかより「続けられるか」
車は一度買えば終わりではありません。
毎月3万円が2年、3年と続きます。
それでも余裕があるなら、問題ありません。 少しでも不安があるなら、車種や価格を下げる勇気も必要です。
次は「軽 vs コンパクト、本当はどっちが得?」の記事でさらに掘り下げます。


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