
EV(電気自動車)の性能を語るうえで、もっとも重要なパーツが「バッテリー」です。航続距離・充電速度・安全性・車両価格…全部バッテリー次第と言っても過言じゃありません。ただ、ひとことでバッテリーと言っても種類が多くて、「結局なにが違うの?」となりがち。
この記事では車好きの私が、EV時代を支えるバッテリー技術の進化と種類を、初心者でも分かるようにスッキリ整理して解説します。
災害時などに車が電源として確保できるのはありがたいですね。
まずは基本!EVのバッテリーは何でできている?
現在のEVに搭載されているバッテリーの主流は、ほぼリチウムイオン電池です。スマホやノートPCにも使われていますが、車載用は「安全性・耐久性・容量」がまったく別物。温度管理や衝撃対策なども含めて、かなり本気の設計になっています。
リチウムイオン電池の特徴はざっくり言うと、
- エネルギー密度が高い(小さくても多くの電気を貯められる)
- 充電と放電を繰り返しやすい
- 温度管理が重要(高温・低温の影響を受けやすい)
そしてEVメーカーは、このリチウムイオン電池をどう改良し、どう搭載するかで、航続距離・寿命・価格を競い合っているわけです。
《ここにメーカーのバッテリー技術紹介(公式X投稿)を埋め込んでください》
リチウムイオン電池の種類(化学組成)をわかりやすく整理
「リチウムイオン電池」といっても、中身の材料(化学組成)によって性格がかなり変わります。ここが分かると、EVの“方向性”が見えてくるので面白いです。
NCM(ニッケル・コバルト・マンガン)
- 現在のEVでよく使われる代表的なタイプ
- エネルギー密度が高く、航続距離を伸ばしやすい
- 温度管理が重要
- コバルトを使うため、コストが上がりやすい傾向
「航続距離重視」「性能重視」のEVで採用されがちです。
NCA(ニッケル・コバルト・アルミ)
- 高エネルギー密度で、走りのパフォーマンス志向
- 高出力に向きやすい
- こちらも温度管理が重要
スポーツ寄りのEVや、性能を求めるモデルで話題になりやすいタイプです。
LFP(リン酸鉄リチウム)
- ここ数年で採用が増えている注目タイプ
- 安全性が高く、寿命が長い
- コバルトを使わないためコストを下げやすい
- エネルギー密度はNCM系より低めになりやすい
「価格を抑えたいEV」や「実用性重視のモデル」で採用されることが多く、今後さらに増える可能性があります。
ここ最近はバッテリーの交換費用もかなり抑えられてきている。選択肢の幅が広がったという意味ではありがたいですね。
2025〜2026年に注目される最新バッテリー技術
バッテリー分野は、今まさに進化が加速しているところ。次に「これからのEV」に効いてくる最新技術を紹介します。
全固体電池(次世代の本命)
全固体電池は、電解質を液体から固体に置き換えることで、性能と安全性の両方を引き上げようという技術です。期待されているポイントは、
- 航続距離が大幅に伸びる可能性
- 急速充電がより高速になる可能性
- 高温・低温環境に強くなる
- 発火リスクが下がり、安全性が上がる
ただし、量産化にはまだ課題も多く、段階的に実用化が進むと言われています。
半固体電池(全固体への橋渡し)
全固体ほどガラッと変えるのではなく、液体の電解質を一部固体に置き換える方式。現行技術から移行しやすく、
- エネルギー密度アップ
- 安全性向上
- 実用化までのハードルが比較的低い
という理由で注目されています。
リチウム金属電池(超航続の可能性)
アノード(負極)にリチウム金属を使うことで、超高エネルギー密度を狙う方式。将来的には「航続1000km級」も夢じゃないと言われますが、寿命や安全性の課題をどうクリアするかがポイントです。
バッテリーパック構造の進化(CTP/CTC)
化学組成だけじゃなく、バッテリーの“積み方”も進化しています。
- CTP(Cell To Pack):セルを直接パック化して、軽量化・容量アップを狙う
- CTC(Cell To Chassis):バッテリーを車体構造に組み込み、剛性と空間効率を上げる
EV専用プラットフォームと相性がよく、最近の新型EVはこの流れが主流になりつつあります。
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バッテリー寿命はどれくらい?劣化を抑えるポイント
EVでよくある不安が「バッテリー劣化」です。でも最近のEVはバッテリー管理技術が進んでいて、普通に使っていれば10年・20万km以上持つケースも珍しくありません。
とはいえ、劣化を抑えるコツはあります。知っておくだけで安心感が変わるので、ポイントをまとめます。
- 100%充電を頻繁にしない(可能なら80〜90%運用)
- 高温状態での長時間放置を避ける
- 急速充電ばかりに偏らない
- バッテリー残量0〜10%で放置しない
ざっくり言えば「極端な状態を避ける」のがコツ。普段使いで神経質になりすぎる必要はありませんが、長く乗りたい人は意識しておくといいです。
普通のガソリン車と同様で急発進・急加速はバッテリーにも負荷が大きいということですね。
まとめ:バッテリーを知ると、EV選びが一気にラクになる
EVの性能・価格・安全性を左右するバッテリー技術は、今まさに急速に進化しています。現行のNCMやLFPなどの違いを知っておくだけでも、「そのEVが何を重視しているか」が見えやすくなります。
さらに、全固体電池やCTCなど次世代技術が広がれば、EVはもっと便利で身近な存在になっていくはず。バッテリーを理解すると、EVの未来がもっとワクワクして見えてきますよ。
まずはユーザーもバッテリーについての知識をある一定以上は学び・理解する必要があるのかな。
そうすることで自分の使い方に一番適したEVを選ぶことが出来るようになりますね。


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