「4WDだから雪道は安心」 そう思っていたのに、実際にはスタックして動けなくなった――そんな経験や話を聞いたことはありませんか?
実は雪道でスタックする原因は、駆動方式だけではありません。 この記事では、4WDなのにハマってしまう人に共通するポイントを整理し、雪道で後悔しないための考え方を解説します。
「4WDだから大丈夫」という思い込み
まず大前提として、4WDは万能ではありません。
4WDは「4輪すべてに駆動力を伝えられる」仕組みですが、 それはグリップがある前提で初めて意味を持ちます。
雪道ではこの前提が崩れやすく、 「4WD=絶対にハマらない」という考え方こそが、 スタックの第一歩になることがあります。
共通点① タイヤを過信している
スタッドレスでも条件次第で効かない
4WDでもタイヤが滑れば前には進みません。 特に多いのが、
- 溝が減ったスタッドレスタイヤ
- 年数が経ってゴムが硬くなったタイヤ
- 空気圧が適正でない状態
「スタッドレスだから大丈夫」という思い込みは、 雪道では非常に危険です。
共通点② 電子制御に任せきり
トラコンが逆に動きを止める
最近の4WD車は、トラクションコントロールやESCなど、 電子制御が非常に強く介入します。
雪道で少しでも空転すると、 「危険」と判断してエンジン出力を抑え、 結果的に踏んでも進まない状態になることがあります。
ポイント:
安全装備が悪いのではなく、 スタック脱出という特殊な状況では裏目に出ることがある、という話です。
共通点③ 深雪に入る判断が甘い
腹下が雪に乗ると4WDでも詰む
4WDで特に多いのが、 「行けそうだから」と深雪に突っ込んでしまうケースです。
車体の腹下が雪に乗ると、 タイヤが路面を押せなくなり、 4輪すべてが空転する最悪の状態になります。
共通点④ アクセルの踏み方が雑
4輪で一気に掘る危険パターン
4WDは駆動力が強いため、 アクセルを踏みすぎると4輪すべてで雪を掘る状態になります。
これにより、スタックが一気に深刻化し、 人力ではどうにもならない状況に陥りやすくなります。
雪道の基本:
アクセルは「踏む」ではなく「乗せる」感覚が重要です。
共通点⑤ 装備と準備が足りない
スコップ・脱出板を積んでいない
4WDだからといって、 脱出用装備を何も積んでいない人も少なくありません。
- スコップ
- スノーヘルパー(脱出板)
- 軍手・防寒具
これらがあるだけで、 スタック時の選択肢は大きく広がります。
まとめ|4WDでも「使い方次第」で簡単にハマる
4WDは確かに雪道で心強い存在ですが、 魔法の装備ではありません。
タイヤ・電子制御・アクセル操作・判断力。 これらが噛み合わないと、 4WDでも簡単にスタックします。
雪道で一番の装備は、 「4WDを過信しない知識」です。


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